日常目にする周囲状況を、「繰り返し音の形」で表す言葉の事を、「擬態語」と言うらしいですね。「日本語」だけが持つ優れた特徴だと思います。ガヤガヤ、ワサワサ、ドヤドヤ、ギュウギュウ、 このニュアンスが解る外国人は少ないでしょう。このような言葉を「日常的」にしかも流暢に使って、互いに同じ情景を想像出来るのですから、日本語は素晴らしい「言語」だと思います。外国語にも「擬音語」はあるかもしれませんが、日本語のように豊富では無いと思います。 それじゃ、ボチボチ話を進めて見ましょうか。
麗らかな春の陽光の下で、私はクシャミが止まらず、鼻も詰まってしまったので、「吐息式呼吸法」を試みました。でもたった40秒間しか継続出来なくて、「口呼吸」に切り替えました。この日、私は春の公園を散策していたのです。 日本人て本当に「桜が好き民族」なんだ、と実感しました。公園への道すがら、街の中には至る所に桜が植えられていて、何処も彼処も満開でした。 公園の桜も負けじと満開でした。
集まった人々は顔を緩め、大らかな気分で桜を眺めていました。
でも、花より団子が良いのは世の常でしょうか?
キャアキャア走り回る子供たちを尻目に、 いいんだ! ボクチャンは一人でいるのが、好きだもん。
何を勘違いしたのか? 記念写真を撮ってたら、「邪魔になっちゃだめよ!」と、一人の子が言う。 と、もう一人の子が、「ネエおばちゃん! おばちゃんてモデル?」 こちらは思わず噴出しそうになりながら、「違うよ!だだのおばちゃんだよ!」と答える。 「おばあちゃん」と、言わなかったのは見栄を張った証拠。
「それじゃねえ!」「おねえちゃんたち、モデルになってよ!」。 二人の子は恥ずかしそうにカメラの前に立って、Vサイン。 「可愛いね!」
桜ばかり見ていたら、眼が違う色を欲しがって来ました。
たまには、ひがな一日をのんびり過ごすのも良いものでした。