ラオスの話は「まとも過ぎて」少し飽きて来ましたので、今回はチョット「毛色の変わったテーマ」にしようと思います。 暑いから幽霊の話? でも、ちょっと違います。
私は、若い頃から、周りの人に「俺には、よくよく良い『背後霊』が付いているようだ」と言って来ました。何度も偶然とは思えない経験をして来たので、その様に言い放って来たのです。 と言っても「背後霊とは何者か?」なんて特別に考えた訳でもないし、実のところその存在を信じてはいないのです。 単に「俺はいつも運が良んだ」と言うよりは、「俺は、何度も背後霊に助けられているんだ」と言ったほうが、「解り易い」と思っただけなのです。
先日、ネットで「背後霊」を検索して見ました。日常的に、他の人はどちらかと言えば「守護霊」と言う言葉を良く使うので、「その二者に、違いが有るのか無いのか」、確かめてみたくなったからです。ネットの中には、どんな根拠で言っているのか解らないけれど、「背後霊」と「守護霊」は全く違うものだ、と書いてありました。「守護霊」とはどんな人にも生まれた時に取り付いて、「その人を一生守る霊」であり、その人と表裏一体の関係にある。「背後霊」は沢山の霊が取りつく人も在るけれど、霊が全く取り付かない人も在って、「霊の想い」と「人の想い」が一致している時だけに取り付く。と書いてありました。通常なら「背後霊」は取り付いた人を助ける働きをするけれど、時には背後霊が「低級霊・地縛霊・動物霊」といった霊に変化して、「人が持つ悪意に同調」して取り付く場合もある。と、書いてありました。最も、この説の根拠は曖昧だから、「信じるも信じないもその人次第」と言う事でしょう。私はどちらかと言えば「信じない派」かもしれません。でも重大な局面に立たされた時、「俺には、強い背後霊がついていて、味方になってくれている」と思えば、それなりに力付けられると思います。
ところで、私のカミサンはクリスチャンですから、「俺には『背後霊』と言う味方が付いている」と言うと、「あんたが運が良いのも、健やかに暮らせるのも、私がいつも神様に祈っているからだ」と言い張ります。「教会でも牧師さんや友達が皆であんたの安全を祈ってくれている」と言います。だから「あんたが思っている『背後霊』と言うのは、実は『神様』なのです」と言っています。そのように言われてみると、そんな気もして来るのですが、「でも、俺って神様を信じてはいないんだけれど!」と言って、皆さんをがっかりさせています。